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itousan伊藤祐基
YouTubeをキッカケに劇的に人生が変わる。現在は、「Draw Our Life」を合言葉に自分の人生を自分で描ける人を育成するという志のもと、個人、法人を問わず、多くの人の役に立てるように、セミナー・コンサルティング活動を行っている。 ⇒詳しいプロフィールはこちら 
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メルカリの「妊娠菌がついたお米(妊娠米)」に習う付加価値のつけ方!

20170502092611

 

こんばんは、伊藤です!

今日はメルカリの「妊娠菌が付いたお米(妊娠米)」騒動について、

ビジネス的な視点で見て行きたいと思います。

 

この騒動はフリマアプリのメルカリで、

「妊娠菌がついたお米(妊娠米)」が販売されていたことが、

ニュースなどでも取り上げられ話題になりました。

 

【妊娠米とは?】

※女性が妊娠しやすくなる

『妊娠菌』がついていると銘打ったお米。

医学的根拠は全くないのに効能をうたっているため

医薬品医療機器法(旧薬事法)に抵触する恐れがあると問題になっている。

 

この「妊娠米」は、2014年頃から売られはじめ、

その頃から「妊娠菌付き」や「妊婦が使っていた」として出品がされていたようです。

 

 

今回は、これは良いか悪いかを議論するわけではなく、

なぜこのような商品が販売されて、

また落札されているのか?をビジネス的な視点で見て行きたいと思います。

 

 

物が溢れている現代

 

戦後、日本は物がない時代から、

高度経済成長を経て、

世界の中でも豊かな国になりました。

 

それこそ、

「物が溢れている時代」になったのです。

 

この辺りの歴史を、

少し遡って簡単に説明していきますね!

 

 

 

まず一番最初の、

「物がない時代」です。

 

「物がない時代」は、

生産をするだけで物は売れました。

 

それは簡単に言うと、

「需要>供給」の時代であり、

供給が間に合っていなかったので、

物を作れば売れた時代でした。

 

しかし、その流れはずっとは続きません。

 

日本のバブルが弾けてしばらくすると、

「需要」<「供給」の時代に突入します。

 

この時代に入ると、

機能の良い商品を作るだけではモノが売れなくなります。

 

この時、新たに加わった要素が

「デザイン」です。

商品のカッコよさ、スタイリッシュさが求められる時代がやって来ました。

 

その一つの流れとしてよく挙げられるのは、

「ガラケー」「スマホ」に変わった例です。

 

機能が多いが分かりにくい「ガラケー」から、

シンプルで使いやすい「スマホ」に波及していった流れは、

とても時代の流れを反映しています。

 

 

そして、これからの時代に

デザイン以上に重視されてくる要素が、

商品の「背景やストーリーを売る」という考え方です。

 

この商品の「背景やストーリーを売る」という考え方を説明する上で、

今回の妊娠菌(妊娠米)はとてもわかりやすいのではないか?

と思ったので、今回、取り上げました。

 

 

物が売れない時代に売れる商品とは?

 

「需要」<「供給」となり、

物が売れない時代が、現代です。

 

そんな中、他との差別化、

付加価値という部分で大切になってくるのが、

商品の「背景やストーリーを売る」 という考え方です。

 

商品の「背景やストーリーを売る」とは、

文字通り、商品ではなく、

商品の「背景やストーリーを売っている」という意味です。

 

今回の例でいうと、

「妊娠米」という商品は、

「お米」を売っている訳ではなく、

その背景にある「妊娠(子ども)」を売っているという事です。

 

これが、商品の「背景やストーリーを売る」

という考え方です。

 

つまり、「商品」というフィルターを通して

「願い、思い(付加価値)」を売っているというイメージです。

 

その「願い、思い(付加価値)」に共感した人は、

その商品自体にも魅力を感じます。

 

多くの人にとって、

「お米」というキーワードと、

「妊娠」というキーワードは、

全く関係のないものだと思います。

 

 

しかし、

「自分が不妊で悩んでいた時に、

このお米を食べたことがキッカケで子宝に恵まれました。」

 

「もし自分と同じように不妊で悩んでいる人がいたら、

効くかはわからないけど一つのキッカケとしてこのお米を試して欲しい。」

 

という気持ち(願い、思い)が宿った瞬間に、

この全く関係のなかった2つのキーワードが、

「妊娠米」という1つの形になるのです。

 

直接的には関係のない2つのキーワードでも、

そこに「願い、思い(付加価値)」が宿ると、

まるではじめから1つであったかのように全く関係のない2つがくっついてしまうのです。

 

 

もう一つ例を挙げてみましょう!

今度は飲食店の場合です。

 

ちょっと想像してみてくださいね。

 

 

自分の家の近所にイタリアンレストランが2店舗あったとします。

 

1店舗は、よくあるイタリアンのお店。

 

もう1店舗は、

子供の頃からアトピーを持ってたシェフのお店。

 

そのシェフは子供の頃からアトピーがひどく、

夜はかゆくてなかなか眠れなかったり、

冬は乾燥して服と擦れるだけでヒリヒリと痛く、常に薬を持ち歩いていました。

 

子どもの頃からいろんな皮膚科に行って、

いろんな薬をもらいましたが、

結局アトピーが治ることはありませんでした。

 

そんなアトピーに苦しめられる日々を送っていましたが、

大学の時にオーガニックの食と出会いました。

 

これまでどんな薬を塗っても治らなかったアトピーが、

オーガニック料理を食べることで、

少しずつ症状が良くなって行きました。

 

「あ!食ってこんなに大切なんだ!」

 

「自分の食べたもので自分の体は出来ているって初めて気が付いた。

これからは本当に体に良いものを食べて、暮らして行こう!」

 

「また、自分のアトピーがオーガニックで改善したことを、

世の中のアトピーで悩んでいる人にも伝えていきたい。」

 

「その為に自分はアトピーの人が食べても良いオーガニックのイタリアンのお店を開こう!」

 

 

このような経験を経たシェフが、

自身で選び抜いたこだわりの食材を使ったイタリアンのお店。

 

さて、このような2つのお店があったら、

あなたはどちらのイタリアンに行きたいですか?

 

 

あなたにしか売れないものが、あなたの付加価値

 

商品を通して、「背景やストーリー」を売る!

これはどんな商売にも当てはまります。

 

 

「あなたにはあなたにしか売れないもの(できないこと)があり、

それがあなたの付加価値になります。」

 

これはあなたが頑張って探すものではなく、

気付くものです。

 

幸せの青い鳥の話ではないですが、

外に求めても答えはなく、

答えは自分の中にあります。

 

なので、内向すること、

自分自身と向き合う事でしか見つけることはできません。

 

 

ただ、この「あなただけの付加価値」というのは とても厄介で、

内向したら必ず見つかるというものでもありません。

 

ある時期が来ないと、それが自分の付加価値だという事だと

1mmも気づかない事も多々あるのです。

 

アトピーで悩んでいたシェフが、

オーガニックの食に出会うまで、

アトピーで苦しんだ経験が自分の付加価値だと気付けないのと一緒です。

 

 

ですので、もしあなたがこの記事をここまで読んでくれているのでしたら、

「自分にしか売れないもの、自分にしかできない事ってなにかな?」

というのを、ぜひ考えてみてもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

今回は少し長くなりましたが、

メルカリの「妊娠菌(妊娠米)」の話題から、

商品を通して「背景やストーリーを売る」という、

商品の付加価値についてお話をさせて頂きました。

 

これからは商品を売る時代は終わり、

商品を通して「願い、思い」を売る時代だということを

覚えておいて頂けると嬉しいです。

 

それでは今回はこのあたりで。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

伊藤祐基

 

 

 

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